![足を洗わないでおくと‥]()
ケガをしたときなど、理由があって足を洗えないことがあります。そうですね、たとえば1週間近く、まったく放置しておいてからようやく足を洗ったとき。
足指の間を擦ると面白いようにボロボロと皮膚がとれます。アカなのか汚れなのか不明ですが、とにかく凄い。こうした環境では水虫菌だけでなくありとあらゆる雑菌が繁殖しています。タチの悪い菌だと皮膚がかぶれたり、ただれたりすることもあります。
一見すると水虫のような症状になることも珍しくありません。水虫だぁ!と素人診断で薬を買ってきて塗っても、たいてい効き目がありません。医師からすると水虫であるかどうかの判断は、
(1)水虫のような症状があって、
(2)カセイカリ鏡検をしたら水虫菌を発見。
これでようやく「水虫ですね」と診断が下ります。「水虫のような症状」だけでは専門医であっても簡単には診断できないのです。ましてや一般の素人が判断した場合、誤診率は非常に高いのだと思ったほうがよさそうです。